第38回日本脳神経CI学会総会を2015年2月13日（金）・14日（土）に名古屋で開催させていただきますこと、私ども名古屋市立大学にとりまして大変光栄なことと存じております。脳神経CI学会はわが国にCTが導入されて数年後の1978年に、故佐野圭司教授と松井孝嘉先生により始められた学会で、現在ではCTやMRIのみならず、あらゆる画像診断機器を用いた脳神経系の診断に関する学会として運営されています。

今回はさらにこの考えを一歩進め、「治療成績の向上につながる画像診断」というメインテーマを構えました。脳血管障害、脳腫瘍、変性疾患、炎症疾患、奇形など、あらゆる神経系疾患の治療成績を向上させる上で重要となる質的診断を討論できればと考えております。形式はシンポジウム、ワークショップ、教育セミナーなどを考えております。また脳神経外科、神経内科、神経放射線科、脳卒中診療科など、脳神経系の専門医試験を控えておられる方々に有益な情報を提供するセッションも考えております。

2月中旬といえば最も寒い季節ですが、名古屋は比較的温暖で、リフレッシュできる地域です。ぜひ多くの皆様のご参加をお待ちしております。